総務部は業務が広範囲にわたるので、経験豊富な社員しか知らない・できない業務が発生しやすく、業務が属人化しやすい状況にあります。そんな属人化の防止や解消のための活用法を解説します。
- 対象
- 全プラン
- 総務部向け
- 経営層向け
- 目次
こんな課題ありませんか?
-
他部署からの相談や依頼が特定の人に偏りがち
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ベテラン社員しか対応方法を知らない業務が存在する
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業務が広範囲にわたるので、担当者変更や業務の引き継ぎが大変
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他部署からの依頼や業務が部内で共有できていないので、業務の抜け漏れや作業の重複が発生してしまう
このような課題を解決するには、どうすれば良いでしょうか?
課題を解決する活用法
下記のチャット活用術を参考に、課題を解決していきましょう。
■「総務部への相談チャット」の活用
他部署からの相談窓口として、このチャットを活用しましょう。
【メリット】
-
誰にどのくらい業務依頼されているのか、部内の業務が「見える化」される
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タスクを使って相談受付することで、回答漏れを防げる
-
他部署からの相談窓口を全社員が入ったグループチャットにすることで、個別に何度も対応していた同内容の相談が1回で対応完了する
【チャット内容】
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他部署から総務部への相談(タスクで相談受付)
-
相談に対する回答
【グループチャットの設定】
以下を見本に設定してみましょう。
【1】設定メンバー
-
全社員(総務部が業務で関わる人すべて)
【2】概要欄の使い方
- 問い合わせ内容別の担当者を記載
- 相談フォーマットのテンプレートを記載
POINT
相談事項の回答をタスクで管理しましょう!
- グループチャット右下にある[ タスク追加 ]をクリックし、[ タスク内容を入力してください ]と記載がある部分に概要欄のフォーマットを使って相談内容を入力
- 担当者と期限を設定し、[ タスクを追加 ]をクリックし、担当者に回答を依頼
- 担当者が期限までに対応を完了させたことを確認し、対応完了!
■「〇〇さん&総務部チャット」の活用
社員の個人情報に関わるやり取りは、このチャットを活用しましょう。
【メリット】
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社員ごとの事務対応もチームで行えるようになる
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総務部内での担当者変更や引き継ぎが生じた際も、過去の履歴からこれまでの対応や経緯を簡単に把握できる
【チャット内容】
-
社員の個人情報に関わる手続きや書類のやり取り
(例:入退職や産休・育休の手続き、家族の扶養手続きなど)
【グループチャットの設定】
以下を見本に設定してみましょう。
【1】設定メンバー
- 〇〇さん(社員1人)
- 総務部メンバー
- 〇〇さんの直属の上司
【2】概要欄の使い方
- 該当社員の社員番号や入社日、所属部署などの基本情報
(手続きを進める際に参照できて便利です)
■「備品発注チャット」の活用
オフィスの備品発注は、このチャットを活用しましょう。
【メリット】
-
「誰が・いつ・何を」総務部へ発注依頼したのか見える化するので、重複発注が減らせる
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担当者が不在の時も依頼内容が分かるので、他の総務部メンバーが業務を代行することが可能
【チャット内容】
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オフィスや業務で使う備品や消耗品の発注連絡(タスクで依頼)
-
その他備品発注に関連するやり取り
【グループチャットの設定】
以下を見本に設定してみましょう。
【1】設定メンバー
- 全社員
【2】概要欄の使い方
- 発注依頼する担当者を記載
- 注文用テンプレート
(注文したい商品名、商品のURL、数量、希望納期、その他備考など)
POINT
備品発注の管理は、タスク管理で行いましょう!
- 画面右上にある[ タスクマーク ]をクリックし、「タスク管理」画面を開く
- 依頼されたタスクが表示されているので、備品の受け渡しが完了し次第、該当のタスクの[ 完了 ]ボタンをクリックで、備品の発注対応完了!
■「総務部チャット」の活用
部内の業務連絡、情報共有用の場として活用しましょう。
【メリット】
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同じ場所にいなくても、部署内で速やかに共有したいことや業務の依頼・相談ができる
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担当者がすぐに対応できない時には、メンバー同士でフォローし合うことができる
【チャット内容】
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マネージャーから部内への連絡共有事項
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部内ミーティング関連の連絡(日時告知、資料共有)
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その他業務に関わる連絡や相談 など
【グループチャットの設定】
以下を見本に設定してみましょう。
【1】設定メンバー
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総務部メンバー全員
【2】概要欄の使い方
- 次回の会議日時や場所を記載
- よく使うURLを記載
(ミーティングの議事録や業務マニュアルなど)
※画像の内容は最新の状態と異なる場合があります
各種機能の使い方
▶ グループチャットの作成方法はこちらを参照
▶ グループチャットに招待する方法はこちらを参照
▶ タスクを管理する方法はこちらを参照
ご紹介した活用法をぜひ実践してみてください!
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