顧客との素早いやりとりが満足度に繋がる税理士事務所と、Chatworkの相性は抜群です。そんな士業で使える活用術をご紹介します。
- 対象
- 全プラン
- 士業向け
税理士事務所のよくある課題とは
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決算業務でいつも月末は残業が発生している
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決算月に合わせた計画的な業務遂行ができない
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テレワーク化を進めたいが、結局は事務所にこないと仕事が回らない
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個人向けSNSでのやり取りだと、顧客情報のセキュリティーに懸念がある
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他事務所との差別化が難しく、新規開拓がうまくいっていない
上記の課題に当てはまった方は、これから解説する活用方法が解決の糸口になる可能性があるので、ぜひ最後までご覧ください。
顧客に導入してもらうには?
新規・既存の顧客に、Chatworkを導入して活用していただくには手順を踏むことが重要です。下記の手順を参考に、自社に適した進め方で、すべての顧客とChatworkでやり取りできるようにしましょう。
■ 顧客とのやり取りにChatworkを使うメリット
込み入った相談ではない、日々の税務相談や、気軽な相談の窓口、スマートフォンで撮影した税務関係書類データのやり取りなどにChatworkを活用することで、顧客とのやり取り(電話、面談、メール、郵便、ファックス)が効率化されると以下のようなメリットがあります。
- 残業時間の軽減
- 場所にとらわれない業務体型が可能に
- 決算業務の効率化や顧客の満足度向上
- 見込み段階からチャットでの、素早く気軽なやり取りを顧客に体感
- 手厚いサポート体制のブランディングができ受注率アップ
また、顧客にとっても下記のようなメリットが出てきます。
- 電話と違って、手が空いた時に質問ができる
- 月次面談以外でも専門的な相談を受けられる
- スマートフォンで撮影した写真を簡単に共有できる
社内だけでなく顧客とのやり取りもChatworkに移行すると、お互いにとって多数のメリットがあります。
<顧客とのコミュニケーション改善例>
■ 顧客に導入してもらう手順例
1.「紹介するために使い慣れる」
顧客と使い始める前に、まずChatworkを紹介できる程度に慣れておく必要があります。
「経営者とスタッフ間」「専門家の先生への相談チャット」「重要クライアントの情報共有チャット」など社内の業務上で利用してみると良いでしょう。
2.「サポート資料を使用して、説明会を開催」
下記Chatwork概要説明と顧客へのメリットが記載されている資料を使用し、説明会をおこないましょう。
【資料】Chatworkを活用した相談窓口のご案内(パワーポイント形式)
3.「アカウント作成の手順を配布する」
期末の挨拶や、月次面談など対面で打ち合わせをする際に、その場で一緒にアカウントを作ってもらうのもよい手段です。
POINT
顧客との活用で気をつけた方がよいこと
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グループチャット名に規則性を持たせる
検索機能で必要なグループチャットを探せるよう、グループチャット名には
「顧客コード」、「担当者名」、「決済月」など入れるなど規則制を持たせる
(例)ABC社/山田_09月決算 -
守秘義務違反にならないよう、管理者権限と招待するメンバーを管理する
・グループチャットの管理者権限を利用し、メンバーの追加削除は限定的なメンバーのみに設定する -
社員に対する管理監督責任を果たす
・グループチャットには、管理監督責任を果たすため必ず税理士が入るようにする
・税務に関する社員から顧客への回答などについては、税理士にもTOをつけるようにする -
税務調査対策として、機密性の高い顧客にとって不利な過去の情報を削除する
・グループチャットでやり取りされた古い情報を、新たに追加した社員が見てもよいのかわからない場合は、1年ごとにグループチャットを更新し、古いグループチャットは2年経過時点で削除するなど、不必要なものを残さないようにする
税理士にぴったりな活用術
1. 資料回収がスムーズに
ファイル管理機能を使い、どこにいても「月次決算に必要な資料」の受け渡し ができるので 、 資料回収の作業が効率化 します。
2. 不明点への質問・回答がスムーズにおこなえる
月次決算に関する質問や、付随するデータの回収に関するやり取りを、お互いの隙間時間でおこなえます。
3. 新人のスキル不足をフォローできる
顧客からの質問を「引用」して、専門家に確認をとってから回答したり、先輩社員がミスをフォローできたりします。これによって情報の正確性が上がり、顧客満足度の向上や、新人の育成にも繋がります。
POINT
API連携で自動化も可能に!
「API連携」を利用することで他社のサービスとChatworkを繋ぎ、さらに業務を効率化することができます。
- 問い合わせフォームに送信された問い合わせを、チャットに通知させる
- 営業時間外の顧客からの問い合わせに対し、自動で定型文を回答する
上記のような連携をしたい方は、サービス連携ガイドをご確認ください。
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上記のような、税理士事務所の課題に特化した活用方法のご提案、運用サポートを無料でおこなっています!
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