複数の顧客やコミュニティーに向けた情報発信専用のチャット「チャットマガジン」
その作成方法と運用に関して解説しています。
- 対象
- 全プラン
- 顧客対応に使用している企業向け
チャットマガジンとは?
複数人に一方的に情報を発信するためのチャットのことを指しています。
参加者はチャットを受け取ることはできますが、送ることはできません。
また、チャットに参加しているメンバーが見えないようになっています。
■ Chatworkが運営している「お役立ち情報」チャットの例
チャットマガジンとして利用するメリット
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複数の顧客・メンバーに対して1度に情報を共有できる
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あまり接触頻度の多くない顧客との接点になる
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対面接客ができない昨今でも、身近な存在に感じてもらえる
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紙でのマガジン発行が不要になるため、ペーパーレスにつながる
結果、電話やメールでのやりとりが少なくなり「業務効率化」につながり、手軽に会社のイメージを向上させたり、顧客に付加価値を与えたりすることが可能になります。
チャットマガジンの設定方法
チャットマガジンのような使い方をする場合は、「メンバーを表示させない」「チャット管理者以外メッセージの発信をできなくする」設定をしていきます。
<設定手順>
- 通常とおり「グループチャットを新規作成」します。メンバーの選択の際に、このチャットを管理するメンバーを[管理者権限]に設定します。(管理者が自身のみの場合は、メンバーは選択せずに[ 作成する ]ボタンをクリック)
- [ グループチャットの設定 ]をクリックし、[ 権限 ]のタブを開きます。
そこで、[ チャットの参加者一覧を表示する ]と[ メッセージ送信を許可する ]のチェックを外し、[ 保存 ]ボタンをクリックし、チャットマガジン用のグループチャットの作成が完了です。 - 「招待URL」を送り、チャットに参加してもらいましょう。
ユーザーの活用事例
伊藤会計事務所様の事例
福岡市にある開業後15年目の会計事務所。チャットマガジンを使い、コロナ禍でも顧客との接点を増やし、付加価値を提供することで顧客満足度を高めた方法を、コンサルティング部の池田大輔氏にうかがいました。
▼ 伊藤会計事務所様が発信しているチャットマガジンの顧客視点
■ 運用方法
- 配信回数:最低でも月1回
- 配信内容:業務に役立つ情報(税理情報)、セミナー登壇、長期休暇の連絡など
■ 作成した経緯
- 顧客ごとのグループチャットが増えてきて、個別に情報を配布する管理が大変になってきたため。
- コロナが流行し、対面でのコミュニケーションが難しくなったことで、顧客満足度の低下を懸念し、運用に力を入れ始めた。
■ この使い方をした理由
普通にグループチャットを作ると、参加者が見えてしまうので避けたかった。「チャットの参加者一覧を表示する」の設定を外し、閲覧権限でグループに招待すれば、他の参加者は表示されず安心なため。
■ 顧客の反応
「役に立った」、「ちょうど知りたかったことを教えていただき助かった」、「支援金制度についてくわしく理解できたので今度実際に申請してみようと思う」といった言葉をもらうことも多く、付加価値を提供することで顧客の満足度があがっていることを実感している。
<特に反応が良かった情報>
- インボイスに関する情報
- コロナに関する給付金や納税情報
■ 顧客の購読率
チャットマガジンへの参加は任意だが、ほぼすべての顧客に購読いただけている。
企業紹介
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無償の運用サポートご案内
Chatworkを複数人でご利用している方を対象とした無料のサポートです。
上記のような、業務課題に合わせたChatworkの活用方法をご提案します。ぜひご利用ください。
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